髪と生活習慣

 

(1)就寝は夜の12時以降で、夜中に何度も目が覚めてしまう?

 

 髪や身体の60兆にも及ぶ細胞は「午後10時〜翌午前2時のゴールデンタイム」に作られます。この時間に身体が安息状態に無いと、不健康な細胞が育ってしまいますから、遅くても夜の12時までには灯りを暗くして目を閉じて横になりましょう。

 

(2)セット力のある整髪料で髪型をキープしている?

 

 顔周りに細くプチプチ切れている髪がありませんか。整髪料の「ノリ成分」がキューティクルを覆って髪の呼吸を奪って窒息状態を招いてしまい、弾力が低下した細く切れやすい毛髪しか育たなくなってしまいます。

 

(3)ついつい眠気に負けて、朝シャンをしている?

 

 あまり頻繁にあるようですと、抜けやすい髪質やベタついた細い毛質の髪が育ってしまう恐れがあります。


(4)野菜が嫌いであまり口にしない?

 

 髪だけでなくお肌や身体の老化が早まる恐れがあります。野菜に含まれる食物繊維は、老化の元の活性酸素や老廃物をお掃除するほか、胃腸の働きを整えてくれます。ビタミン・ミネラル分は、ツヤと弾力を育てるためには欠かせない大切な栄養分です。

 

(5)エアコンの効いた部屋の中にいる時間が長い?

 

 エアコンの風は、髪・肌・身体の水分を奪って乾燥体質へと変えてしまいます。

 

 また、冷房による冷えは血流の滞りを引き起こし、毛髪の製造工場(毛母細胞)への栄養の供給量も減るため、ハリコシの低下した髪が育ってしまいますから、身体を冷えから守る対策を行ないましょう(平熱が35度台のあなたも要注意です)。

 

(6)髪を乾かさずに自然乾燥のまま寝ている?

 

 自然乾燥は、ドライヤーの熱より髪を傷めます。さらに、摩擦による「髪の縮れ」や「キューティクルのささくれ」を誘発して、パサついた広がりやすい毛質へと変えてしまいます。

 

(7)痛み止めや血圧調整剤を常用している?

 

 長期の薬物使用は腎臓や心臓に過度の負担をかけるため、髪や身体のホルモンバランスの調整役でもある自律神経も疲労の蓄積から乱れをきたして皮脂の分泌が過剰気味になり、身体や頭皮はベタつき体質へと変わってしまいます。細毛や猫毛なども、長期の薬物使用が一因となるケースが多々あります。薬物使用は個々のご事情もあるかもしれませんが、髪への影響もあるということです。

 

(8)過度の食事制限をするダイエットをしている?

 

 過度の食事制限による急激な体重低下は、身体だけでなく毛髪の栄養不足も招いて不健康な「抜けやすい髪の細胞」を育ててしまいます。医師の指導のもと、栄養バランスを考えた食事で時間を掛けてダイエットに取り組みましょう。

 

(9)洗い過ぎは良くないと思い、洗髪しない日がある?

 

 顔は毎日洗うのに、ナゼ頭皮は毎日では洗い過ぎなのでしょう? 同じ1枚の皮膚なのにおかしいと思いませんか?

 

 皮脂や老廃物の蓄積は、頭皮に赤味や炎症が起きやすい過敏気味の肌質へと変えてしまいます。ミネラルと皮脂分のバランスをキープしてくれるシャンプーを使い、その日の汚れはその日のうちにキチンと落としましょう。

 

(10)塩味が効いた食物を好んで食べている?

 

 たとえば、真夏の熱中症予防には塩分は必要ですが、一年をとおしての摂り過ぎは良くありません。過剰な塩分を処理するために腎臓に負担が掛かるだけでなく大量のミネラル分が消費されてしまうほか、血管に負荷が掛かるなどして、身体は脂漏体質に変わってしまいます。その結果、頭皮はベタベタなのに髪は硬くゴワゴワで枝毛・切れ毛が頻繁に起こる傷つきやすい髪が育ってしまいます。(1日の塩分摂取量は、6〜9グラムが適量。日本人の食事摂取基準より)

 

(11)食事の時間がバラバラで、好き嫌いが多い?

 

 毎回食事の時間が違う生活を送っていると、胃腸の消化吸収のリズムも乱れてしまいがち。

 

 さらに、好き嫌いが多いと、髪が子供から大人へと成長をする時に欠かせないビタミン・ミネラル・タンパク質類の栄養素が補えず、弾力が不足したツヤのない髪が育ってしまいます。

 

(12)仕事やプライベートで強いストレスを抱えている?

 

 強いストレスを抱えていると、身体のあらゆる器官に指令を送っている「自律神経」の働きが乱れて毛髪の製造工場への指令にも狂いが生じ、細く抜けやすい毛髪が増えてしまう恐れがあります。

 

(13)力を入れてゴシゴシ洗い過ぎている?

 

 強い力でゴシゴシ洗ってしまうと、潤いに必要な皮脂まで落としすぎてしまうだけでなく、強い刺激が皮脂腺の分泌を狂わせて、皮脂が過剰気味に分泌してしまうケースも有ります。

 

(14)洗髪のすすぎが不足気味で汚れが残っている?

 

 毛穴や頭皮の汚れが残ってしまうとフケや炎症の原因になってしまいます。その他にも、汚れが溜まって毛穴を塞いでしまうと、ハリ・コシの不足した細い髪へと変わってしまいます。

 

 あなたの生活習慣はいかがでしたか? もし、3つ以上該当していたら要注意です。

 

 生活習慣の乱れや身体の不調は自律神経と栄養のアンバランスに繋がり、髪の弾力と水分保持力の低下を招き「ツヤと潤いの無い」毛髪を育ててしまいますから、一日も早く変えましょう。